古民家再生
こだわり
時代に合った形を反映させる
私が大工を始めた頃は、梁を隠すことが一般的でした。しかし、今は「見せる」ことを良しとする時代の流れができています。年月を重ね、今に残る梁や柱をいかに活かすのか、見極め実現することがトヨケンの仕事です。
さらに長年のノウハウの中で培った技術を投入し、現代に合う耐震補強を実践。残すもの、補強するもの。見極めた上で古民家の「再生」に取り組みます。
同時に、リフォーム、リノベーションは新築以上に職人の腕が問われる分野です。経験と歴史を活かして「今」に合う形に変えることを心がけています。
コンセプト
未来を見据え、
使い勝手のよいデザインを
大切にしているのは、今の生活様式、未来の生活様式をイメージすること。昔は、法事や葬式を家でおこなうため、4部屋続きの和室が重宝されていました。その反面、キッチンや浴室は狭く、時代の流れとともに、今の生活には合わなくなっていることも事実です。
例えば、和室を1部屋、または2部屋残し、キッチンを広くする。浴室を現在の標準サイズにするといった提案をおこなうこともあります。さらに、将来年を重ね、車椅子に乗ることや手すりが必要となることも考え、扉の開口を広くする、スペースを確保するといった方法も、最近増えています
使い勝手を良くするためには、まずは丁寧にお話をお伺いすることが大切です。その上で、現在、未来の動線を考え、デザインすることを心がけています。
適正な価格
お客様の要望を全て伺い、
納得していただくために
古民家再生やリフォーム・リノベーションの場合も、コミュニケーションを重視します。まずは、お客様の要望を全てお伺いすることが、第一歩。そして全て叶えた場合の総額を、場所別にお伝えします。例えばトイレ・キッチン・バスのリフォーム希望の場合は、それぞれの価格を。そして、現在の状況から見た優先順位を丁寧にお話することで、最終的にお客様に判断していただく形をとっています。